東京ヤクルトスワローズには永久欠番無し?あのスター選手も対象外!

東京ヤクルトスワローズには永久欠番無し?あのスター選手も対象外!

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東京ヤクルトスワローズで唯一の永久欠番

冒頭で東京ヤクルトスワローズには、永久欠番が現在のところ存在しないと説明をしました。

しかし、過去には永久欠番が存在していたのです。

その選手とは1978年に、はじめて日本一に輝いた時の主砲であった大杉勝男選手となります。

大杉選手は背番号「8」を背負う選手でした。

そしてこの選手の活躍を讃え、1983年にはこの背番号「8」は保留欠番となります。

その翌年の1984年に大杉選手が引退することとなり、背番号「8」は永久欠番として認められるのです。

そのため過去には、ヤクルトスワローズにも永久欠番がありました。

しかしその後に1年間の欠番期間の後、この欠番は大杉選手本人の申し出により取り消されます。

取り消しの後には広沢克己選手が背番号「8」を背負ったほか、佐藤真一選手、竹内晋一選手と続くのです。

こうした経緯から永久欠番はヤクルトスワローズからは無くなり、現在の状況へと繋がっています。

そして然るべき選手にのみ、偉大な背番号を継承するという球団方針も生まれました。

ヤクルトスワローズでは永久欠番ではなく、準永久欠番とすることが多くなっています。

準永久欠番とは?

ヤクルトスワローズが準永久欠番を多く採用していることが分かったところで、この準永久欠番についての条件を見ていきましょう。

普通の永久欠番とは何が違うのか?を、しっかりと確認してみてください。

通常の永久欠番とは対象となる選手の成績や成果を讃え、その後にその選手の背番号は他の選手で使わないというものです。

これに対して準永久欠番とは、その後に絶対に他の選手に使わないというわけではありません。

推薦があれば準永久欠番となっている背番号を、後世の選手が付けることが可能なのです。

具体的には準永久欠番となっている背番号は、その後の選手でそれに見合った戦績や成績を残した場合に背負うことができます。

原則としては球団の生え抜き選手か、フリーエージェントで獲得をした選手が対象です。

こうした選手の中で実績と、推薦を得られた選手のみが準永久欠番を引き継ぐことができます。

またヤクルトスワローズには永久欠番は無く、この準永久欠番の採用が多いと説明しました。

永久欠番の数が0に対して準永久欠番は存在するというだけで、実際のところは準永久欠番の数もごく限れています。

東京ヤクルトスワローズの準永久欠番は3つ

ここからは上記で説明をした準永久欠番について、具体的に内容を見ていきましょう。

上述の通りに準永久欠番は3つですが、その内の1つは現在は引き継がれています。

そのため現在の実際は、準永久欠番2つと以前まで準永久欠番だったものが1つです。

準永久欠番「27」

まずは現在も準永久欠番である背番号から紹介です。

最初に紹介するのは背番号「27」で、こちらは古田敦也選手が付けていた背番号となります。

2007年に古田選手が引退をした際に、その年に古田選手の功績を認めた球団が準永久欠番とすることを発表しました。

そしてこの「27」という背番号は、実績を積んだ捕手にのみ使われる番号となったのです。

実績のある捕手の内、球団か古田選手が推薦をする選手が現れるまで欠番となります。

2009年には1度、横浜ベイスターズから移籍した相川亮二選手に打診がありました。

しかし相川選手がこれを辞退したことで、現在も準永久欠番となっています。

準永久欠番「6」

続いても現在も準永久欠番となっている、背番号「6」についての紹介となります。

こちらの背番号は2013年引退の宮本慎也選手が付けていたもので、同選手の功績が認められたことから準永久欠番という名誉番号となったのです。

宮本選手はヤクルトスワローズで名遊選手として活躍をし、その他に北京オリンピックの日本代表キャプテンや日本プロ野球選手会会長も務めました。

こうした実績から、今では背番号「6」は攻守に秀でた遊撃手が引き継ぐこととなっています。

現在のところでは準永久欠番のままで、背番号を引き継ぐ選手は表れていません。

準永久欠番「1」

最後は準永久欠番「1」についてで、こちらに関しては現在と過去において引き継がれたことのある番号となっています。

背番号「1」は1989年引退の若松勉選手が付けていたもので、同選手の引退時にファンの署名により名誉番号とすることが決まりました。

この背番号「1」という番号は特別で、この番号を背負う選手にはかならずセットで「ミスタースワローズ」の称号が付きます。

そして1992年から2001年までの間に、池山隆寛選手が本人の熱望によって背負うこととなったのです。

その後もミスタースワローズでもある背番号「1」は引き継がれ、2001年からは今度は岩村明憲選手が使用します。

さらに2010年からは青木宣親選手が、2016年からは山田哲人選手が引き継いでいる番号なのです。

このように東京ヤクルトスワローズの準永久欠番という名誉番号は、3つとなっており現在ではこの内の1つのみが使用されています。

ミスタースワローズの称号も付く、背番号「1」のみは1992年からチームを代表する選手が背負っているといったいった状況です。

単に永久欠番ではなく、引き継ぐべき選手がいた場合に引き継いでいくという、ある意味ヤクルトスワローズ独自の名誉番号となっています。

新たな名誉番号がでる楽しみと、新たに名誉番号を引き継ぐ選手の登場の楽しみと、どちらも注目できることからファンとしては楽しい制度ではないでしょうか。